草津市議会 2020-12-10
令和 2年12月10日産業建設常任委員会-12月10日-01号
それでは、まず初めに、資料1、今後のスケジュール(案)を御覧ください。
前回の
委員会でスケジュール案をお示ししていた際に、
コロナ禍の影響を鑑み、今回は行政視察を行わず、本
調査項目に関わる専門家を講師に招いて専門的知見の活用による検証を行うことについて合意をいただき、その日程や講師選定について正副
委員長に一任をいただいていたところでございます。
このたび、正副
委員長にて講師の選定、調整を行い、来年1月28日午後1時30分から公園の
指定管理事業や整備事業の実績が豊富な民間
事業者の方として大和リース株式会社の執行役員の方々に講師としてお越しいただくことになりましたため、御覧のとおり1月のスケジュールを更新しております。
また、合わせて次第を御覧ください。
専門的知見の活用についてまとめて記載しております。
大和リース株式会社は大阪城公園
指定管理事業、鶴見緑地
指定管理事業、泉南りんくう公園整備等の事業などの実績があり、それらの豊富な経験からの
指定管理事業者の観点での公園の魅力向上や、公園からの
まちづくり活性化などの視点を調査に生かしていけるものと考えております。
次第の参照の欄に記載しているURLを長押しすると、インターネットの各公園の
ホームページを参照いただけますので、各自御覧いただきたいと思います。
本日の
委員会では、前回に引き続き、方向性2
指定管理者の
自主性、市・
事業者・市民のより良い
関係性づくりについて議論してまいりますが、この1月28日の研修を有意義なものとするためにも、
草津川跡地公園におけるエリアマネジメントや、
指定管理における
事業者の課題など、完成に向けた長期的な跡地公園を軸とした
まちづくりの視点を持ちながら議論を深めていきたいと思いますので、委員の皆様の活発な御議論をよろしくお願いいたします。
それでは、討議に入ります前に、前回の
委員会で
執行部に提供を依頼しておりました資料につきまして説明をお願いしたいと思います。
資料2について
執行部より説明をお願いします。
福井課長。
◎福井
草津川跡地整備課長 皆様、資料2を御覧ください。
草津川跡地公園(区間2)
ai彩ひろばの説明でございます。
前回、10月28日で御意見をいただきました区間2について概要など、説明させていただきます。
上半分が平面図と写真でございます。皆さん、一度は行っていただいていると思いますので、配置などについてはイメージをしていただけるかなと思っております。
一番左側、琵琶湖側になります。Cブロックについては、ストロベリーファクトリー大五農園株式会社、緑の部分、駐車場4番の右手側ですね。多目的広場、芝生広場でございます。その横ににぎわい活動棟を配置しております。Bブロック、Aブロックにつきましては、GREEN LOFT THE PARKということで、日本観光開発株式会社に借りていただいておりますし、学校の近接してる部分については、学校農園という形で管理をしていただいております。浜街道の部分については、交差点広場という形で配置をしているものでございます。
整備テーマは「農と人の共生」でございまして、周辺環境と一体化する農的な空間を配置し、人と土・人と動物のふれあいの場や、食を通じた農家と都市住民との交流の場とするのをテーマとしております。
エリアマネジメントの考え方としましては、
都市公園法第5条に基づく設置管理許可制度を活用しておりまして、民間
事業者による店舗展開を行っております。
公園の管理面積を面積貸しとすることで軽減しておりまして、公園の質の向上、公園利用者の利便の向上を図っております。
民間
事業者と市が連携した公園運営を行うことで、相互集客を行い、店舗の安定的な経営と公園のにぎわいにつなげ、将来にわたるにぎわいの創出と持続可能な維持管理を実現したいと考えているものでございます。
公園の面積全体につきましては56,000平米、市の管理33,000平米で、残り23,000平米が民間で借りていただいておりまして、維持管理をしていただいているということで23,000平米の管理面積が軽減できております。
市民活動にも御意見をいただいておりました、現在約100名、グラッシーについては約200名、くさねっこは市民活動、グラッシーは緑の維持管理を主としております。
令和元年の主な活動実績につきましては、くさねっこカレッジ、勉強会2回、くさねっこDAY、皆さんに来ていただいて活動するのを2回、グラッシーはコミュニティガーデンお手入れ会9回、スキルアップ研修をガーデンシティの取組などを考えて4回、湖南農業高校もステップガーデンのお手入れ会を6回という実績でございます。
来園者数につきましては、
コロナ禍においても増加している傾向でございます。オープン当初から約3倍の数字になっております。
区間5ではイベントを自粛しており、減少傾向なんですけれども、区間2については上昇しているという状態でございます。
主なイベントについては、協力の地元の盆踊りなど、びわこ花火大会納涼祭、サイクルフェスタ、これは商工会議所と市の連携、びわこ手づくり市(マルシェ)、GREEN LOFT周年祭、ストロベリーファクトリー苺販売会、JAの農業まつり、ランフェスティバル(市教育
委員会)などでございまして、これは令和3年度の開催予定でございます。
店舗連携事業としましては、区間A日本観光開発さんに借りていただいている部分において連携しまして、そば畑プロジェクトというものを今年度開始をしているところでございます。新たな取組として集客につなげたいと。②点目はフラワーロードプロジェクトということで、AからCブロックの四季折々の花で構成されたフラワーロードを形成して、年間を通して見どころを創出する計画をしております。
ai彩ひろばのプロモーションプロジェクトという部分もやっておりまして、民間
事業者と一体のイベントを開催して、
事業者のプログラムを連動させることで広域的なプロモーションを行って、新たな利用者の獲得につなげているというような活動もしております。
以上、前回の質問の追加資料でございます。よろしくお願いします。以上でございます。
○
中島美徳 委員長 ありがとうございます。
ただいま追加で提供いただきました資料の説明、また、前回提供を受けた資料も合わせまして、本日の議題に関わる部分で御質問等はございますか。
(「なし」の声あり)
○
中島美徳 委員長 それでは、方向性2の
指定管理者の
自主性、市・
事業者・市民のよい良い
関係性づくりについての委員間討議に入らせていただきたいと思います。
その前に前回の振り返りを少ししていきます。
方向性2の①
指定管理者の
自主性については、先ほどお伝えしておりましたとおり、1月28日に公園
指定管理事業者の方を招いて研修をする予定になっています。それに向けまして
草津川跡地公園の
指定管理やエリアマネジメント等について、講師に質問したいことや、研修で深めていきたいことなどを委員間討議を通して共有していきたいとも思っております。
跡地公園の魅力向上、中心市街地活性化、引いては草津市全体の活性化につなげていくための
事業者の創意・工夫を引き出す仕組みや工夫など、委員の皆様の御意見をいただきたいと思っています。
また、②市・
事業者・市民のより良い
関係性づくりについては、跡地公園が持続可能な
まちづくりに資するために、市・
事業者・市民が関わり合って公園とともに時代に合わせて成長し、持続する関係性やその仕組みが重要と考えられます。
これは跡地公園の管理運営だけにとどまらず、中心市街地活性化やこれからの市全体の持続的な活性化にも、その在り方が影響してくるものと思われます。
前回の
委員会でいただきました御意見では、資料3の
草津川跡地公園(区間2)と(区間5)、
指定管理者事業計画の現状の課題の中で、市民活動団体の高齢化については、跡地公園に限った話ではないけれども、流入人口の帰属意識や郷土愛の醸成が関わってくるのではないかといった御意見、それと各区間の利活用や魅力向上の視点からは、夜間活用の工夫に関しての御意見、平日の平穏と休日のにぎわいといった時間や曜日でのにぎわいをすみ分けた運営についての御意見、また各区間の沿線の地域性をもっと生かした取組の必要に関する御意見などがございました。
本日も引き続きまして、この方向性2について、市・
事業者・市民などの協働による公共財産や、都市価値の向上、これからの跡地公園に必要なことなど、御意見をいただきたいと思います。
それでは、委員の皆様、御意見をいただきますようよろしくお願いいたします。
横江委員。
◆横江政則 委員 これ、ずっと今まで議論させてもらってきて、今、区間2と区間5がよう言うたら分断されてるような状態で、今後、区間3、区間4ができてくるんですけれども、これから
指定管理ということで、前にも出てたと思うんですけど、一連の中での草津駅とのタイアップというか、そちらのほうとの連携というのか、将来の話として、そういうことも必要かなということも出てたと思うんですけど、区間3、区間4がいつできるか分からんという状態の中で、そこら辺を今、これからどういうふうに持っていくかを議論していかなあかんのかなと思いますけど、それはおいおい考えていかなあかんことなんですけど、そういうことを今度、研修のときにでも連携として、区間2と区間5だけが今それぞれにぎわってる状態なんですけれども、今度草津駅周辺というか、そっちのほうにつながりがこれからの話なんですが、そこら辺はどういうふうにしていかなあかんのかなと。ちょっと今、区間3、区間4ができひん間でも、どういうことが出せるのかなというとこら辺は、今、ちょっと思うんですけど。
○
中島美徳 委員長 ありがとうございます。
今、横江委員のほうから区間3、区間4ができてきたら必然的につながりは出てくるやろうけれども、今現時点で開業している区間2と区間5、それと草津駅のほうとの、言うたら離れてるけれども、つながってるよというのが分かるようにしていかなあかんの違うかと。そのために必要なことがあれば、今やっていかないと区間3、区間4ができたときでも、それが連続してつながってるということにはならないんじゃないかといった御意見もありました。
前回でもいろんなお話が出てて、9月定例会で一旦中間報告を出しましたけれども、やはりこの連続性を出すために今できることとして、例えば、レンタサイクルであったり、そういったものも活用したらどうかというような形でまとめておりました。
また、皆さんのほうで今からでもできるようなつながりであったり、また、地域の
草津川跡地公園を軸として、そのほかに波及する、各所に広がりを持たせられるような、そんなにぎわいを生むような、そんな取組なんかの提案がいただけたらと思うんですけどいかがでしょうか。
川瀬委員。
◆川瀬善行 委員 講師の方は比較的知れてる場所、名前がよく認知されてる場所なんですけど、草津の課題としたら、市の住民以外に県内外からの人をどのように引き寄せるかという、そのような課題があるんじゃないかなと。この先生はどのようにそのあたりのところを考えておられるか、少し聞きたいなと思っています。
○
中島美徳 委員長 今、川瀬委員のほうから、今回の講師の先生には、市内外から人をたくさん呼んでくる方法であったり、宣伝の仕方であったり、そういったヒントをいただけたらなというような質問内容をいただきました。
当日、こういったことを聞きたいなというようなことでも結構ですし、皆さんのいろんな知見からいろんな御意見をいただけたらと思います。
例えば、前回に中間報告を出しましたけど、レンタサイクルの活用なんかの話もしてました。観光地へ行けば、スマホで簡単に見れて、借りれて、乗れる電動のがありますし、そういったところの事業の実施方法であったり、そういったこともお聞きすればいいかなと思いますし、皆さんのほうでこういったことを質問したらどうやとか、こういう提案はどうやろうなとか、何か御意見をいただけたらと思いますけど。
土肥委員。
◆土肥浩資 委員 さっき、横江委員が言ってはった区間2と区間5を、今でもつながりがあるようにしていくこと。これでどっちかと言うたら、区間2と区間5の店をやってはるところ同士で考えることかもしれませんけど、例えば、それぞれの存在感をお互いに、またお客さんに知ってもらおうと思ったら、区間2でいうたら農と人というところがありますよね。区間5でいうたらにぎわい、ああいう店舗を展開してという、食事を提供するという、それぞれの特性を生かそうと思ったら、例えば、区間2で作ってる食材を区間5の店舗で使ってもらって、実はこれは区間2のところで作ってて、こっちのほうでも使ってるんですと言うたら、ほな今度いちご狩りに行ってみようかということになってみたり、あるいはまた区間2のところで、今ちょっと冬やから厳しいと思うけど、この前、多目的広場のところやったらお子さん連れの方が結構くつろいではってるところを見たんですね。そういうところに逆に、区間5の店舗が行って、10分もかからんようなところで店をやってる良さを生かして、あったかいうちに御飯が運べるというようなサービスを提供したら、区間2と区間5がそれぞれつながるというようなこともできるん違うかなというのが1つ、しょうもないアイデアかもしれんけど、そんなことも1つ良さを生かせるのかなというのは思いますね。
○
中島美徳 委員長 今、土肥委員からもそのような御意見をいただきました。
◆土肥浩資 委員 実はもう、やってるかもしれませんけど。
○
中島美徳 委員長 やってない。サテライトというのか、出店というのか、あんなんができたらいいねということやね。
◆土肥浩資 委員 特に、区間5で作ったものを持って行って、それが例えば、温かいうちに食べれるとすれば、ここで作って、温かいうちに届くんやということが分かれば、行くほうからしても、そんなに遠くないねんなというのが分かってもらえるから、じゃあ、ちょっとそこまで足を伸ばそうかというほうに気がいく人も出てくるかもしれへんし、離れてるけど、実はつながってて近いんだというのを感じてもらえる1つの手段じゃないかなというのを思います。
○
中島美徳 委員長 前に土肥委員からも提案をいただいてた案内看板、デジタルサイネージというか、今ここでこんなんをしてるよという掲示板が区間2にいても区間5の情報が分かる。区間5にいても区間2、草津駅の状況、いろんな各拠点の状況が
草津川跡地公園ならずとも、今の各拠点でそれぞれの状況が分かるとなれば、烏丸半島の琵琶湖博物館など「ここでこんなイベントをやってるんや、行ってみようか」ということも分かるし、それの移動手段も、例えば、公共交通であったり、レンタサイクルであったり、今、実用化できるようなもので移動できるんであれば、草津市全体のにぎわいがもっと出るんじゃないかというような御意見もいただいたところですが、せっかく今度、様々な事業をされてる大和リースさんに来ていただきますので、そういったところで民間活力の仕方であったり、また、民間
事業者と市、それから地域の方々との関わり方、広がり方、そういったところの質問の中、今日いきなり言うて、なかなか出ないと思いますけど、こういうことが聞きたいなというようなことがあれば、どしどしと御意見をいただけたらと思います。
土肥委員。
◆土肥浩資 委員 僕、実は草津市に住む前は大阪に住んでて、ほとんど大阪城公園の周りで住んでたんですね。だから、今
指定管理でやってる大阪城公園の前の姿を小さい頃から知ってるわけで、今も正月、盆とかになると、実家がまだ大阪城公園の近くにあるので、たまにちらっと行きますやん。そうしたらもう全然違うんですよ。大阪城公園駅から降りたところから森ノ宮のほうも含めて、僕が小学校のときに過ごした大阪城公園と全然違ってて、すごい降りてからのわくわく感というか、あそこの跡がこんなんなってるんやと思わせるような状況になってるんですね。それぐらい激変したんですよ。それがそういうことがなぜ可能やったんか。もちろん当然、草津市と違って人口規模も全然違いますし、またかけられるお金というのもスケールが違いますから、そんなのも1つあるんでしょうけど、要はそこまでダイナミックにがらっと形相を変えれたというのは、何やったのかと。
指定管理者の力というのは、どんだけ
自主性というのも含めて作用したのかというのを聞いてみたいなと思います。
○
中島美徳 委員長 やはり、そこには行政の壁も必ずあったでしょうし、こういうことをしては駄目とかいう決まりもあったと思うんですよ。そういうところを打ち破って、こうせなあかんという形でやっておられるというところを、ちょっとした工夫であったり、こういうことを生かしていただけたらというようなことでお聞きすればと思いますし、ほか何か、皆さんの中で。
はい、
藤井委員。
◆
藤井三恵子 委員 春とかは公園は緑豊かで、お花も咲いて、家族で行こうか、暖かくなってきたしという感じやけど、今の冬季の寒々とした状況の中で、ほとんど室内の行事になったりすると思うんですけど、今、
コロナの状況だから、なかなかそういう仕組みも作りにくいんかなというように思うんですけれども、案外暖かい昼間の時間とか、さっき言わはったように御家族でお弁当を持って行かはるというときもあるので、そういう連携をとられるのはいいと思うんです。
それと、やっぱり魅力としては、区間2のほうでは、やっぱり琵琶湖が見えるというのを何かできたらなと。草津川跡地利用基本構想をしてたときに、とっぴな話やけど、展望台みたいなものがあって、琵琶湖が一望できるようなところがあったらいいなという御意見があったんですよ。だから、区間2のところで今はやってますやんか。アスレチックみたいなやつで高いところへ登ってみたいな。ああいうものがあれば、家族でも集まって、寒くても防寒着を着て、そういう事業ができるんかなというふうに思ったりもするんだけれども、にぎやかやったらあかんという前にお話があったんで、夜間は地域の方が静かなほうがいいという話やったんで、それぐらいやったら何かできるんかなとか思ったり、自然とタイアップした事業が何かできればいいなというふうに思うんですけれども。
○
中島美徳 委員長 そうですね。そういったあたりも講師の先生に何かヒントをいただけたらと思いますね。
皆さん、
産業建設常任委員会の次第資料の中に参照として、今、大和リースさんがされてるそれぞれの事業の
ホームページのほうを載せてます。URLを長押しし
ていただいたら、それぞれのところへ飛びますので、またこういうものも見ながら次の講演会に向けて、質問内容であったり、例えば、この
所管事務調査の中でより良い
関係性づくりについては、こういったことが必要じゃないかといった御意見も、ちょっといただけたらありがたいんですけど。
副
委員長。
○山元宏和 副
委員長 1つね、前から言うてんねんけど、区間3と区間4が今のこういう状況下、財政のこともあるけれども、いつできるか分からんような中で、区間2と区間5をどう結びつけるかということで、先ほど来、意見が出てますけれども、ここにも先ほどの
委員長の説明の中でも、地元の市民との協働によって公共を生かしていくという中で、まだまだこれからやと思ってるので、私がいつも言うてる区間2においても、下笠はやかましいだけで何らメリットがないとか、おっしゃってるけど、北山田が例えば納涼祭のときに、一緒に地元とやってはるとか。だから、区間5のde愛ひろばでも大路が一緒にあそこで何か、大路地区の方々が出てきてやってはるとか、いろんなものがあると思うんやけれども、もっと地域の住民と一緒にやるような仕掛けをしていくとかね。
自分たちの地元にこんないいものがあるんやという認識をしてもらうために一緒に何かしませんかとかいう働きかけとか、そんなものをしてもらったら、あるいは、今度の講師の先生に大阪城やと人がたくさんいはるから、ちょっと何か旗をあげたらさっと人が寄ってきはるか知らんけれども、我々のこういう地域の中で、こういうことをやってんねんけどどうやろという、何かヒントになるものがいただけたら、またいいなと思うんやけど、区間3、区間4がすぐにできるんやったら、それを結びつけて何かと思うんやけど、しばらく区間2と区間5しか、あるいは、区間6が最近ちょっと動いてる傾向があるけれども、何かそこら辺でもっと地元を巻き込んでやれる方法はないのかなと。今やったら、下笠もうるさくてかなわんだけしか出てこうへんので、ちょっとその辺何かあらへんかなと、今自分では思ってるんやけれどもね。
○
中島美徳 委員長 今、副
委員長から地元ともっとタイアップしてもらったらというようなこともありますし、そういったところも市と、それから今、
指定管理を受けておられる
指定管理事業者の方と市民ですね。地元の方々との
関係性づくりが下笠の区間2のところでは、まだちょっとうまいこといってないという御意見かと思います。
これを区間5でも、区間2でも、やはりこの3者、市と
事業者と地域の皆さんとの関わりがしっかりと図れていけば、もっともっと広がりができたり、にぎわいができたりというふうなことも考えられますし、そういったところの
事業者側の御意見というのも聞きたいところではありますね。
そのほか皆さんで思っておられることなどあったら、どしどしと言っていただけたら。
はい、
石本委員。
◆
石本恵津子 委員 今、URLを長押しして
ホームページを拝見しているんですけれども、やっぱりこういった
ホームページを見るだけでは分からない情報ですね。今、山元委員がおっしゃったような地元の方の巻き込み方であるとか、市民の方々に愛される公園づくりをするために、こういったところを気にしてます、努力してますというようなところを、ぜひリアルなお話じゃないと聞けないようなことをお聞かせいただければというふうに思います。
○
中島美徳 委員長 ありがとうございます。
ほかよろしいですか。ほか、皆さん。
どうぞ、土肥委員。
◆土肥浩資 委員 去年か、一昨年か、いつか忘れたんですけれども、僕が住んでる大路の毎年やってる市民まつりを、もともと西友跡地でやってたんですけれども、あそこに今もう建ってるからということで、一遍、区間5のほぼ全体を使わせてもらって、広く長い会場としてやったんですね。僕も役員の一人なんで一緒にお手伝いとしてやってたんですけれども、どうもそのときの我々
まちづくり協議会および手伝ってくれるような方との温度と、
指定管理を現場でやってくれてるスタッフさんとの温度差が、そこが言うたら悪いですけど、仕事やから、それはルールどおりに使ってほしいというのは分かるんだけど、にしても、仕事だからというにおいが言葉の端々に出てて、どうも地域と一体という、一緒にやっていこうという感じは、どうも現場サイドからは出てこないんですね。
指定管理業者のほうの企画側と現場間とでどこまで思いという、市が何ぼ
指定管理というたかて、実際現場で動く人間にどこまでその温度が熱伝導してるかというところで言うたら、いうても現場の人は持ち場立場で、やらなあかんことだけやるという守備範囲の狭さ感がすごく強くて、やってて余り一緒にやって楽しいなというよりかは、何か使わせてもらってすみませんね、迷惑かけないようにしますみたいなほうが先立つんで、余り気持ちのいいものではないんですよね。
そういうのを、そういう対応を、地元と一緒にやっていこうというに当たって、やっぱり現場のところまでしっかり市の思いが熱として伝わるというのが、僕は今後大事になってくるのかなと思いました。それは体験として思ったところなんで、そこはあっちの
指定管理業者の運営の話になるとは思いますけど、それは1つ課題としてあるのかなと思ってます。
○
中島美徳 委員長 今、土肥委員がおっしゃったように、やっぱり
指定管理者の
自主性であったり、今、テーマになってますけど、市・
事業者・地域とのより良い
関係性づくり、関わりがうまくバランスよくとれてないから、今、土肥委員がおっしゃったような体験もあったんかなと思いますし、そういった点も、多分、今、大和リースさんのほうもいろいろ悩まれながらやってるところもあると思うんですよ。それをお聞きすることで、何かヒントにもなりますし、今後の次にまとめていきます方向性3に向いてもいい形になるのかなというふうに思いますので、また、皆さん、そのときにいろいろ御質問いただけたらと思いますし、現時点で、今、区間2と区間5を営業していただいてて、その中でも、前回にありましたエリアマネジメントをどうしてるんだというようなことも、それから今後どうしていけばいいか。
それから区間2、区間5、それと草津市内の各拠点をレンタサイクルだけじゃなくて、何か違った形の回遊性ができるような仕組みづくりのお話も、今回いただけたらと思うんですけど、皆さん、いかがでしょうか。何か皆さんの知見の中で、今現時点でもこういったことができるんじゃないかとか。先ほど、土肥委員からも案内看板の表示の話もいただいてますし、それぞれが行き交えるような、そういうシステムづくりなんかも必要じゃないかというような御意見もいただきました。
例えば、こういうところを拠点に車を止めて、そこから動く。こういうバスがあったら、ぐるっと回れるんじゃないかというような御意見もいただけたらどうかなと思うんですけど。
はい、土肥委員。
◆土肥浩資 委員 いろんな場面で、いろんな方が言ってますけど、区間2と区間5の間の区間3、区間4をもうちょっと今、きれいにしてもらったほうが、区間5から区間2の間であんだけうっそうとしてたら、この先何もないん違うかと。市として、ちゃんと土地カンがあって、把握してる人は向こうに区間2があるのが分かってるし、区間2の人は区間5があるのが分かってるけど、あんだけ跡地として放ったらかされとったら、この先ずっとぼうぼうになってるところなんかなというので、足を向く人がおらへん。あの状況を見てるとね。
つながりで試しに歩いてみようかとか、
自転車で行ってみようかにしたかて、余り見てて気持ちのいい、見てていい景観でもないじゃないですか。まず今できることというたら、そこなんかなと。しっかりと跡地整備という形でいくのがまだまだ先ということであれば、まずはそこを通ってていい気分になるようなね。
○
中島美徳 委員長 山元副
委員長。
○山元宏和 副
委員長 今の意見にね。例えば、区間3、区間4のところに何か手を入れようとしても、仮に入れるんでしょうね。本設でしようと思ったらそんな金はないし、区間6のほうが先やという方向性を出してはるんやろうし、仮にしたら、また本設をするときに二重投資になるんやわね。
◆土肥浩資 委員 仮と言うたかて、あれですよ。今、ぼうぼうに生えてる草を刈ったり、木を切ったり、せめてそういうぐらいはしたらいいのになという話ですよ。
○山元宏和 副
委員長 それは我々笠縫学区にも、そういうところはたくさんあるのでお願いすると、県の管理地や、やれ市の管理地やと言うて、なかなかスムーズに草刈り一つしてもらえへん。地元は困ってはると。ところが地元も何遍言うても動いてもらえへんので、そうしたらもう諦めはる。ほんまにこの間も県にお願いしたら、県がほんまにきれいにはしてくれはったんですけど、なかなかその辺の財政的なものがついてこうへんので、年に一回しか草刈りはしませんとか、そんなんがあるし、おっしゃることはよう分かるんやけど、なかなか今の全体の予算枠の中で
執行部の人間の発言をするけれども、なかなかしんどいのかなと。
小さい河川とか、道路の草刈りやったら、まだ地元のボランティアとか、よう
執行部の方が言わはるけど、それも僕はしんどいと思ってんねんけど、そんなんやったらできるけど、あんな旧草津川跡地を草刈りはとっても市民の方にやってもらうのは難しいし、悩みの種やねんけれどもね。
◆土肥浩資 委員 現実にね、山元副
委員長が言ってくれはったような、現実、なかなかお金のこともあって難しいというのは分かってるけど、じゃあ、しゃあないかと声も上げへんかったらいつまでたってもあのままやし、言うだけ言わせてもらっときたいなと思って。
○山元宏和 副
委員長 私も言いたい。
○
中島美徳 委員長 横江委員。
◆横江政則 委員 今、土肥委員が言わはったように、なかなかできることが限られてるけど、いわゆる、区間2と区間5の連帯感というのか、イメージとしてどういう感じで一つの、今つながってないけれども、イメージとしてつなげられるというような感じが持てる部分が必要なんかなと思って、なかなか整備するのは難しいとは思うねんけど、少しでも草津川ができるときのイメージというのをやっぱり大事にしていかなあかんのかなと。そういう面でいうたら、そういうことも必要なんやろうなと思いますけれども。
○
中島美徳 委員長 イメージして、今つながってないところを、まずつなげるにはどうしたらいいかというようなところをイメージしていかなあかん。区間3、区間4を何とかせいと。草刈りというても、なかなか予算がついてこうへんところもあるし、今、この現状でも行きたくなるようなしつらえというのはできんことはないのかなと思うので、そういったところでレンタサイクルに固執するわけじゃないですけど、いろんな交通手段がある中で移動しやすいように、例えば、地図一つつけたらそれが移動しやすくなったとか、行ってみたくなったかもしれんし、いろんな観点があるかと思いますけど、そういったところの観点も踏まえて、また御意見をいただけたらと思いますけど、いかがでしょうか。
山元副
委員長。
○山元宏和 副
委員長 さっき、土肥委員がおっしゃってた区間5、de愛ひろばを使うのに当たって、今初めてされたのかな。大路が。そのときに
指定管理を受けてはる業者さんとしっくりいかへんと。それはやっぱり僕は繰り返しやっていって利用したほうが、まずは地域の方が利用してくれはることが、またほかの市民も何をやっとるんやと見にきたり、それに定着するのかなと。
今回、今年
コロナ禍の中で志津が
ロクハ公園を使わはりましたやろ。あれは今までやってきた会場が
コロナ禍で、ちょっと何かあったらかなんということで、オープンのところやったらいいかなということと、実行
委員会形式で手を挙げられた方が実行委員になって動かれたと聞いてるんやけれども、たくさんの人が来られて大盛況に終わったんやけれども、やっぱり市民の財産である
ロクハ公園がうちの学区にあるんやと。うちの学区にあるということは、うちらが使うたって構へんやんと。草津市民全体が
ロクハ公園を使うために作ったんやけれども、志津の人は目の前の志津学区にあるんやから、自分らで使ったらいいやんと。こんないい財産があるんやったら、これからもいいなという話になっていきそうな気がしてね。
要するに、税金を使って、自分たちの税金を使って整備したところを使わずして、よそへ行ってたって意味がない。先にやっぱり自分たちの地域を使おうと。それがde愛ひろばは大路の人が優先的というたらおかしいけれども、どんどん使っていかはったらいいんやし、我々にしたら
ai彩ひろばがあるので、下笠の人もどんどん使ってほしいんやけど、今のところ、みんなうるさいなばっかり言うてはるので、ちょっとその辺を先ほど言うたみたいに仕掛けをしてもらって、あれは下笠の人も、例えば、自分らが作った野菜を持って行かはったらいいと思うんやけど、なかなかそこまで今は行動がないので、ちょっとそんなんでやれたら、私らのところにこんないい財産があるんやと。市役所が税金を使って、こんないい整備をしてくれよったんやというように地元の人が思ってくれはる、そこから糸口が開いていかへんかなと思ったりもしてるんです。別に、大阪へ行かんでも、草津にこんなええのがあるやんと。自分の地元にこんなんがあるやんというて使わはったらどうかなと思ってますけど、いかがですか。
○
中島美徳 委員長 ちょっとその辺、聞いてみましょうか。
執行部さんにどういうお考えをされてるのか。今、山元委員からも、土肥委員からも、地元との
関係性づくりがもう一つしっくりいってないん違うかなというような御意見が出てるんですけど、市・
事業者・市民、それから
指定管理者の
自主性という中でどういった
関係性づくりを市として考えてやっていただいてるのか、
指定管理者の
自主性はどのようにしてやられてるのか、ちょっとその辺、
執行部が今やられてることを、それからこれからどうしようということで考えておられることがあったら御答弁いただきたいんですけど。
福井課長。
◎福井
草津川跡地整備課長 委員おっしゃっていただきました地元の関わり方、これは大きな課題だと認識をしております。大きなディベロッパーであったり、民間
事業者が一番苦手なところというのは、地元とのつながり、地元企業とのつながりというのが非常に薄く、民間のノウハウはあるんですけれども、そこの部分が一番弱いというのが全国的な課題となっております。
そのために市が入りまして、まず市と地元との太いパイプを作って、その民間
事業者とともに話をして、連携をして、打ち解け合って、イベントに発展するということを目標にしております。
草津川跡地につきましても管理運営会議の中に地元の代表者さんに入っていただいて、初期の関わり合いとして、大路では、この中に入っていただいてイベントの運営であるとか、企画というものも年間のスケジュールの中で話し合っております。
今後、山元委員がおっしゃっていただきました下笠、笠縫学区につきましても、そういう動きをさせていただきまして、地元の使いやすいように、市が入って民間
事業者とともに整備をしたいと考えておりまして、皆さんがおっしゃっている最終的な「あってよかったな、使ってよかったな」という域に達するまで毎年努力をするということでよろしくお願いします。
それと、土肥委員にありました企画と現場との温度差、これも今、
指定管理者と議論をしている最中でございまして、大きな問題としては、私たちの中間世代、管理職の世代と若手技術者、技術の継承であったり、公園に対する思いであったり、そういう連携の伝達方法についても大切だなと思っております。
市の行政でも一緒ですけれども、若手の育成であったり、そういう思いの共有ということで、市と
指定管理の若手の会議もしておりますので、そういう中で連携、改善していきたいと考えております。
以上でございます。
○
中島美徳 委員長 ありがとうございます。
川瀬委員、どうぞ。
◆川瀬善行 委員 民間企業なり、地元の関わりで、先ほど山元委員でしたかね。あれだけの大きなところに関われといっても、切り口が分からないんじゃないかなと、私は思ってます。
それで、かと言って、今後あれだけのイニシャルコストをかけて、今度ランニングコストはどうなるんやというところがあるんで、やはりそれは、ある程度民間の活力を、
指定管理以外にあそこでもうかる場所として開放していくような考え方が必要じゃないかなと、私は思ったりしてます。
そうすると、そこがもうかるためには、周辺もきれいにしなければ人が寄りつかないと。
指定管理をして、市から財源を引き出すというだけの民間企業ということよりは、もっと広く考えてみたらどうだろうと思います。
○
中島美徳 委員長 ありがとうございます。
指定管理者プラス地元企業であったり、地域の方々にも稼いでもらえるような場所の提案とか、全体を使ってというよりは、1区画、2区画というような形のそういう考え方もどうかというような御提案やったと思います。
ほか、土肥委員。
◆土肥浩資 委員 これはどっちかというたら、
まちづくり協働部の話になるかもしれませんけど、さっき大路のほうで使ったであったり、北山田の盆踊りのほうで使ったとありますけど、本来、やっぱり軸なので結ぶ、草津川跡地を挟んで、例えば、大路と草津学区を地理的には隔ててるんだけど、そうじゃなくて、お互いの地域を結ぶ場所としてやっていこうと思ったら、今は単独地域の開催やけど、挟む両学区共催で何かやろうやという仕掛けをどこ主導でやっていくかにもよりますけど、やってみたりとか、同じく区間2でも、山田と笠縫のほうで共催でというふうになってくると、軸として、まさにここを軸とした
まちづくりというものが僕は進んでいくんじゃないかなと思うので、本来、草津市全体のための財産ではありますけれども、まずは、地域の方に両方から愛されることをやっていこうと思ったら、そういう共催という形ででやっていけば、うるさいだけという印象からは離れていくん違うかなと思うんですけれどもね。
○
中島美徳 委員長 そうですね。今、土肥委員から非常にいい提案やったなと思います。区間2やったら、笠縫学区、山田学区が合同で何かできるかもしれない。区間5の部分であれば、草津学区、大路学区が一緒にできるかもしれない。また、区間2と区間5の往来がうまくいくようになれば、その4学区の合同の何かができるかもしれない。そういったところに
事業者であったり、
指定管理者のそれぞれの創意工夫であったり、
自主性の部分でそれぞれをつなぐということをしていただけたら、草津市内の
まちづくりというのがより良くなるんじゃないかなという御提案でした。
ちょっと、
執行部の皆さんにお聞きしたいんですけど、今、御提案いただいた内容って、この3部の皆さんには、余り関わりないかもしれませんけれども、そういった提案を
指定管理者にしたときに、
指定管理者はどう答えてくれるのか。何か仕掛けを作ってくれそうなのかどうか。何かそういう感覚的なニュアンス的なものでも結構ですし、できそうか、できなさそうかというようなことはどうですか。
福井課長。
◎福井
草津川跡地整備課長 土肥委員おっしゃっていただきました地域の連携、草津川ならではの長い区間で地元を巻き込んでのイベント、こういうものにつきましては、市はもとより、
指定管理が開催した実績として日本国内でもまだ有数のいい事例となりますことから、ここでもうけるというよりかは、草津川跡地の取組を論文で発表したり、
まちづくり、公園管理の第一人者として国の雑誌で紹介される。そこで
指定管理に今、京阪とE―DESIGNなんですけれども、そこが新たな公園管理をしはるところに呼ばれるとか、管理の仕事が増えていくとか、そういう形を今のメンバーは一番ステータスとしてやっておりますので、ぜひ、そういう展開を市も、うちの草津川跡地整備課も参加しながら、
指定管理とともに、そういう活動を皆様のお力を借りて開催したいと考えております。
以上でございます。
○
中島美徳 委員長 ありがとうございます。
まちづくり協働課とも関わってもらわなあかんと思いますので、それこそ次の方向性3のほうですけれども、プロジェクトチームでも組んでいただいて、各部連携の中のやっていかなあかん部分もございますし、そこに規制があるのであれば、規制緩和といったことも
執行部の皆さんにお願いをしていかなあかん部分かなと思います。
そのほか、皆さん、何か御提案なり、御意見なりあれば、どしどしといただきたいと思いますけど。
どうぞ、副
委員長。
○山元宏和 副
委員長 1つ聞きたいんやけど、さっき、
藤井委員が言わはった、例えば、景色がいいので、区間2のところで高台をつくって、結構、あの辺は野鳥もたくさん飛んでくるんですよ。私の家の前にも見たことのないような鳥がようお越しになられるので、ちょっとうちのおいしい柿を全部食べてしまわはるんやけれども、ほんまに珍しい野鳥が飛んでくるんやけど、あんなところにそんな高台を建てたら景観上、問題があるかな。環境の面から、そういうところから琵琶湖とか、比叡山を見て「きれいやな」とか感じてもらいたいと思うねんけど、ひょこっと高いものが建ったらどうやろう。余りよろしくないのかな。
○
中島美徳 委員長 答弁を求めます。
松浦課長。
◎松浦
都市計画課長 今、副
委員長がおっしゃっていただいたとおり、景観法上だけの話をさせていただきますと、草津市の景観計画の中で、田園ゾーン、特に琵琶湖は重点地域に入ってますので、高さ13メートル以上のものを建てる際には、
景観審議会にお諮りさせていただかなあきませんし、もちろん、その景観への影響の調査というものも行った上で
景観審議会にお諮りさせていただくというような形になっております。
また、その中で景観に影響がないという判断、または市長が特に許せば、建てることはできるんですけれども、そこら辺は、いわゆる眺望という点で、にぎわいを生むという点も勘案しながら、そこら辺とのバランスで決めていくことなのかなというふうに考えているところです。
○山元宏和 副
委員長 分かりました。ありがとうございます。
○
中島美徳 委員長 できんことはないということですね。
そのほか、瀬川委員。
◆瀬川裕海 委員 先ほどから
執行部の方のを聞いてると、今の
指定管理者と行政とで話合いはしているという話やったんやけど、変な話、今の今日のこの
委員会だけでも、こんだけ意見がようけ出てきてるやん。こういった話って、一回も出てないの。市役所と
指定管理者の話の中でね。もし、そういういろんなレンタサイクルやとか、いろんな話が出たやん。そういう案が出てて、前へ進めてるんやけど進んでないのか、ちょっとその辺を聞きたいなと思うんやけどもね。
○
中島美徳 委員長 福井課長。
◎福井
草津川跡地整備課長 様々な意見、ここをどういうふうに使っていこうかという意見ですけれども、議員の皆様、過去の草津川跡地特別
委員会の皆様、それとワークショップに参加している市民の皆様、それと実施設計に参加をいただきましたフォーラムの皆様、様々な形から様々な御意見を聴取しておりまして基本計画を作っております。
区間2、区間5を実施するに当たっての詳細設計の段階でも市民から御意見をいただいておりまして、今、おっしゃっていただいている御意見は基本構想の中にも入っております。それをどのタイミングでどういうふうにしていくのかというのは、この時代、時代の財政であったり、皆様の御意見であったり、地元の盛り上がりであったり、先ほどからお話がありました草津駅との連動、中心市街地の連動のものもございますし、あと、そのタイミングとしてどのタイミングで実施をしていくのかというところで、都度御意見をいただいて日々更新したいと考えているところでございます。
以上でございます。
○
中島美徳 委員長 瀬川委員。
◆瀬川裕海 委員 どのタイミング、どのタイミングと言うてたら、タイミングって有って無いと思うで。変な話、いいなと思ってやろうかと言うたときに動かへんかったらできひんと思います。やってあかんかったら、しゃあないと思うんやけどね。何か、やる前からタイミングを、タイミングをと言われても、僕はちょっとそれは後手やと思うし、恐らく、今この短時間の間に出てたいろんなアイデアは、多分話に出てへんのと違うかなと思いますわ。今までに。出てたのもあるかも分からへんけれども、もし出てて、いいなと思うんやったら、もっと早う手がかかってるやろうと思いますわ。もうあれができて何年かたちますやんか。
土肥委員が言うたように、地元でイベントをあそこでやっても、嫌々何か対応されてる感がある。その間、そういう話合いもなかったん違うかなと思いますわ。あったかどうかは分かりませんで。多分、ちょっと後手に回ってるなという気はする。
いろいろ役所ができることと、できひんことが当然あるやん。できひんのやったら、できひんところは、もっとオープンにしてきて、我々がもしできることがあるんやったら、こういうところをちょっと何とかやってもらえんかとか、そうやってやっていかんと、こっちは文句ばっかり言うてるだけで、あんたら受けるばっかりって、これもおかしな話やと思う。やるんやったら、一緒にやっていかなあかんと思うしね。
さっきの草刈り一つだって、やろうと思えば手法って幾らでもあると思う。だから、700人からいる職員で草刈りの募集を募って、例えば、50人でも来はって、議員でも24人いて、例え、10人でも5人でも来て、三日ほどかかってやろうかいなと言うたら、できんことはないやん。だからやり方やと思うんやわ。だから、何もしてへんとは言わへんで僕。
ただ、短時間の間にこんだけ、今動いてない、いろんな案が出てくること自体がな。ということは、余り動いてないのかなというふうに理解せんとしゃあないのかなと。だから、どれでもいいし、できることからやっていったらいいと思うんやけど。
○
中島美徳 委員長 寺田部長。
◎寺田
建設部長 今、瀬川委員さんから言われたように、
草津川跡地公園につきましては、草津市で初めての取組ということで手探りの中であれをさせていただいてます。
確かに、やった後、当初想定してたような使い方がされてないとか、いろいろと御意見をいただいて、ここについては真摯に受け止めて、やはり皆さんが、山元副
委員長も言われた、地域の人がそこをもっと使っていただけるということが本来の在り方やと思いますし、そういう視点をいかに
指定管理者と市と一緒に、地域にそういうメッセージを発信できるのかというとこら辺については、今後、考えていかんとあかんと思いますし、今言っていただいている意見がもっといい意見、もっと前向きなこういうところをやってるやつをもっと伸ばせとか、そういう意見に変わるようにしていきたいと思っておりますので、これからも足りないところについては御意見をいただき、いいところについては、また、お褒めの言葉もいただきたいと思います。
○
中島美徳 委員長 ありがとうございます。
ということは、レンタサイクルはすぐにするということですね。
岩城課長。
◎岩城
交通政策課長 レンタサイクルですけど、例えば、草津川跡地のところだけでレンタサイクルをやるというと、やっぱりどれだけ需要があるんかとかいう部分もあります。どちらかというと、先ほどから話に出てるように、人がちゃんと集まる駅のところとつながないと、うまく人を誘導することはできないと考えてるんですが、今までというのは、それをやろうとしても、駅のところにそういうところがないんです。タイミング的には、やっぱり今まで駅のほうに、そういう
自転車を置くスペースがないという課題もあったので、今後、西口の建て替えの際にシェアサイクル、乗り捨て型にして、西口の
自転車駐輪場のところと、あと、草津川跡地のどこかにサイクルポートを何か所か置くなり、あとは将来的にうまくいけば、市域のほかの場所にもサイクルポートを置いて、乗り捨て型で回していくという方法はあるかなと思ってます。
実際、県内ですと、彦根市のほうが近隣の4町と一緒に琵琶湖湖東路観光協議会という協議会を作りまして、観光目的でシェアサイクルをされてます。草津やとシェアサイクルだけじゃなくて、生活交通の部分で通勤・通学でも使えるようにというふうにして、シェアサイクルの
自転車の、例えば、30台やったら30台確保した中で通勤・通学用に何割、観光へ何割という、そこの割合を動かしながら、採算がとれるようにしながらやっていくのが現実的かなというふうに、今ちょっと検討をしているところです。
先行してされてる彦根市の担当者さんと話をしますと、実際のその事業だけでは、採算がやっぱりとれないらしいです。ただ、それをすることで観光客が入ってきて、県内外からのお客さんが来ることで、観光振興につながって、そこで地域にお金を落としていってくれるという、その部分で貢献しているという部分のそういう手段ですということですので、そこについては、そこだけの採算だけを見ずに、全体を見て考えていけたらと、今本当に検討している最中なんですけれども、そういうふうに考えております。
○
中島美徳 委員長 検討中だということなんですけれども、ぜひとも早いこと検討が終わって、実施に向けて動いていただきたいなと。レンタサイクルだけじゃなしに、いろんな交通であったり、MaaS(マース)システムを入れるなり、デジタルサイネージで案内表示をたくさんすることでレンタサイクルの利用量があがったり、また、タクシー・バスの需要が増えたりすると思いますので、複合的にやっていかないとレンタサイクルだけでは、僕は補完できないと思いますし、先ほど来、意見が出てます区間2と区間5をまず結ぶということを、それと各拠点とを結んでいかないといけないということもしっかり視野に入れていただきたいなと。
それぞれの
指定管理者の
自主性というのは、非常に重要かなと思いますので、また、1月28日の講演の中でまた皆さんからいろんな御意見をいただいて、今後の
所管事務調査をもっと深堀りして、それぞれ提案に、提言につなげていきたいなと思いますので、また、皆さん、よろしくお願いします。
皆さんの中から、ほか、御意見・御質問はございませんか。
土肥委員。
◆土肥浩資 委員
委員長がもう、まとめつつある中で、レンタサイクルの話で一個だけ合わせて言っておきたいんですけど、区間5から区間2、逆でもいいんですけど、琵琶湖に向かって左側がずっと橋でつながっていきますよね。あれ、
自転車で渡ったこと、ありますか。ないでしょ。とてもやないけど、
自転車で行きたくなるような道の状況じゃないんです。区間5は歩行者と
自転車できれいに分かれてて、すかっとしてますけど、JRの高架を渡ったぐらいから、もうがたがたやし、狭いし、行違うことも結構気を使うぐらい狭いという状況なんですね。こんなもんね、
自転車を貸しますというたところで、僕一遍行ってみたんですね。琵琶湖のほうまで。もう二度と行こうと思いませんもん。特に、ちょっと暗くなってきたら、余計足元が見にくいし、急にがたんてなったり、もう
自転車のフレームが傷むん違うかというぐらいがたがたなんで、そういうところから合わせてやっていかんと、とてもやないけど、
自転車をレンタサイクルしてもお金の無駄になっちゃうんで、やるんやったら合わせてそこもやっていってもらうべき違うかなというのを1つ言っておきます。ちょっと、点の話で申し訳ないけど。
○
中島美徳 委員長 それは、そういうことも必要でしょうね。
ほか御意見・御質問はございませんか。
石本委員。
◆
石本恵津子 委員 現実的な話でいくと、今おっしゃったように、道が
自転車にはがたがたで適さない。で、散歩を、途中からでも散歩されるとか、今、ノルディックウォーキングをされてる方とかも大勢いらっしゃるんですけれども、途中で休憩したいなと思ったときに、ちょっと座れるベンチがあればいいかなというふうに思うんですけど、何かいいポイントがあったら、ちょこっとベンチなりを置いていただくと散歩される方も長いけれども、ちょっと途中で休憩ができるんやったら散歩しようかという気にもなられるんじゃないんかなと思いますので、またちょっと検討の1つに入れていただければと思います。
○
中島美徳 委員長 そういうようなことも必要でしょうね。
ほか何か御意見・御質問がございましたら。よろしいですか。
(「なし」の声あり)
○
中島美徳 委員長 指定管理者の
自主性をもっともっと引き出すように、市・
事業者・市民との関係性をより良いものにしていただいて、地域の声もしっかり拾っていただきながら、区間2、区間5を今の段階でも、それぞれの地域の誇りとしていただけるように、またそれが草津市全体の誇りにつながるようにやっていただきたいというのと、いろんなことを提案させていただきましたけれども、その提案が全く今回初めて聞いたような話ではなくて、それぞれ検討をいただいている段階もございますでしょうし、それがもっと早く前に動けるように
指定管理者とより良く協議していただきたいなというふうに思いますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。
横江委員。
◆横江政則 委員 今、ずっと二年間議論を、二年目に入って議論をしてるんですけれども、いわゆるこれを提案させてもらうという形になってくるんだと思うんですけれども、そのときに区間3、区間4ができひんところで全体的なイメージとして、我々が今提案しようとしてるやつがなかなか前に進まないということもあって、今の話としては、1つでも
自転車というても、土肥委員が言わはるように、それが気持よく行けるようになるとか、そこら辺は将来がさっきから言うてるイメージとして、こんな感じやなというのが1つでも見えるような形で二年間提案させてもらったやつが、少しでも形で見えてくるとやりがいがあったなという感じもするねんけど、二年間やってる意味としては、そういうこともあるかなと思うんで、全体的な話として、ずぼっとやってしまうというのは、それは無理な話なんやけど、ちょっとでもイメージ的に、こういうことでも1つやってみようかと。提案した中で、それがつながってきてるなというのがあると一番いいなというようにも思って、そこら辺がどの程度までできるのか、ちょっと分かりませんけれども、テストでもいいと思うねんけど、そういうことの取組が前に出て、それがつながって最終的にこういう提案ができるなという希望が見えるようなものが1つでもできるといいなと、今思ってるんですけれどもね。
○
中島美徳 委員長 横江委員からも御意見いただきましたとおり、例えばですけれども、今、話題に出てましたレンタサイクルがこの二年間が終わったら動き出したよというような何か1つ成果物があれば、この二年間やってきたことに、さらに深味が出るんじゃないかなというような御意見でしたので、
執行部の皆さん、大変ですけれどもよろしくお願いしたいなと思います。
引き続き、この議論はさせていただきますので、また皆さんも何かお気づきの点があったら、またいつでも御提案をいただきたいし、御意見をいただきたいなと思います。
それでは、次のほうにいかせていただいてもよろしいですか。
(「はい」の声あり)
○
中島美徳 委員長 それでは、次のほうにいかせていただきたいと思います。
それでは、
執行部に次回、今後依頼すべき提供資料等の有無について討議していきたいと思います。
再度、資料1、今後のスケジュール(案)を御覧ください。
本日の
委員会冒頭でも御案内してましたとおり、次回は1月28日に研修を行いまして、その後、2月中旬に
委員会を開催し、研修の振り返りと方向性2のまとめ、そして、方向性3各所属の
草津川跡地公園の関わり方について(プロジェクトチーム化の必要性)にかかる委員間討議を行いたいと考えております。方向性2のまとめに向けて確認しておくべき必要な資料や、方向性3の討議に向けて
執行部に提供を依頼すべき資料などがございましたら依頼していきたいと思いますけれども、委員の皆さん、御意見等々ありますでしょうか。ございませんか。何か方向性2のまとめに向けて必要な資料であったり、方向性3各所属の
草津川跡地公園との関わり方に向ける、こういった資料があればいいなというような資料があったら。
すみません。先ほどね、横江委員から最後のほうに、この二年間
所管事務調査をしてきましたよと。いろんな提案をしました。例えば、今区間2、区間5を供用してる部分をつなぐためにレンタサイクルの話もありましたけれども、MaaS(マース)ということもありましたし、デジタルサイネージも今すぐに取り組めるんじゃないかというような話もありました。そういった中で、この先進地事例の、前は2つもらってましたよね。IKEBUSのこととか、それから、福山市のグリーンスローモビリティのことであったり、いろんなものをもらってましたけれども、そのほかで、例えば、この二年間の所管事務を終えて提案させてもらった中身が、これやったら、まずは地域とそれぞれを結ぶ形になるような先進地事例であったり、こういったことやったら取り組めそうやなというような提供資料とかはあるんでしょうか。
福井課長。
◎福井
草津川跡地整備課長 様々な御意見をいただきまして、視察にも行っていただいていおります。その資料を一旦まとめさせていただいて、まず先進地事例としてIKEBUSの事例を皆さんの目でも見ていただいております。泊まれる公園、INN THE PARK、沼津へ行っていただきました、部屋のことであるとか。それと
委員長から提案をいただきましたハイラインの移動遊園地の資料であるとか、交通政策課が出しました電動バスの資料、それと、今まで何人来てるんや。本当に人数を数えてるんかというところで、先進地事例では愛知県岡崎市でカメラを作って、カメラで人数をカウントできるという新しい取組もやってはります。そういう事例であります。
それと、先ほどから出てましたレンタサイクルの具体的な事例、札幌市でもやっておりまして、それはデジタルサイネージと併用されてるものであるとか、最先端のICTを使ったものでいいますと、羽田で採用されてるんですけど、樹木であるとか、先ほど、土肥委員がおっしゃっていただきました舗装の劣化度であるとか、そういうものを全て一元管理できるシステムであるとか、キックボードのものとか、最先端のものを集めるのと、それと前回の第1回でまとめていただきました御意見をもとに、提案するものでどこの部が連携できるのかというような話をしていただけるといいのかなと思ってまして、そのような資料の提供を考えております。
○
中島美徳 委員長 ありがとうございます。
今までいろんなことを話してきて、まずは、先進地事例を、ほんまは見に行くのが一番いいんですけど、なかなか行けないということで、資料をまとめていただいて、それを議論のもとにしていただくことも1つかなと思いますし、今後の各所属の取組がどのように
草津川跡地公園を軸にしてやっていただけるかというようなところで、なかなか庁内のことですから資料はないと思いますけど、今、福井課長に言っていただいたようなレンタサイクルとか、それぞれ人の流れのことを感知するであったりとか、そういう先進地事例をいろいろ調べていただいているようですので、そういったことを資料でいただいて、また、
自主性のところであったりとか、より良い
関係性づくりのところの皆さんの御意見をまたいただきたいと思います。
ほか何か、こういった資料があったらいいなというような御意見があったらどうでしょうか。よろしいですか。
(「なし」の声あり)
○
中島美徳 委員長 ありがとうございます。
ほかに御意見等がございませんようですので、今、福井課長から言っていただいたような今までの議論で、こういったことがあったらいいんじゃないかというような先進地事例の資料を頂きたいと思いますのでよろしくお願いします。
皆さん、本日はいろいろと御意見をいただきまして、誠にありがとうございました。
以上をもちまして、本日の議事は全て終了いたしました。これにて
産業建設常任委員会を閉会させていただきます。
閉会 午前11時10分
草津市議会
委員会条例第30条の規定により下記に署名する。
令和 年 月 日